わ便り

60歳からの愉快なキャリアチェンジを目指すおやじのリアルな日常を発信

幸福の尺度

 

皆さん、こんにちは。Kazuです。

 

前回(8月26日)の投稿では、『 重心をどこに置くか 』とのテーマで、物事の中心となる点や均衡を保つはたらきをするものとは何かについて、自分なりにもっと具体的に考えてみたいとの話を書かせていただきました。

 

『 物事を行おうとする際に、その中心となるものはどのようなもので、それをどのような考え方やスタンスで行うのか・・・』。

 

・・・こんな思いを抱いていたという話でしたね。

 

今回は、前回の話題の延長線上でもあり、私が友人との会話で気づいたことについて書いてみます。

 

目次は、こんな感じです。

 

・ 幸福になる四つの因子って何?

・ そりゃ幸福でありたい

私が私であるために

 

■ 幸福になる四つの因子って何?

唐突ですが、私には友人がいます。それほど沢山ではないですが、それなりにいます。でも最近はコロナ禍の影響もあり、直接会う機会は減っています。

 

しかし、幸い現職時代のある同期の友人とは割と頻繁に連絡を取り合っています。

 

現役の頃から仲が良かったということや、共に同時期に定年退職し再雇用を選択しなかったという共通点があることも影響しています。

 

「 やりたいことがある、人生のゴールデンタイムを謳歌するぞ 」とばかりに、今はお互いに将来の夢を追いかけているところです。

 

とはいうものの、現実は決して甘くはないので、時に情報交換したり、励まし合うこともしばしばです。正直、同志がいることはとても心強いです。

 

先日、その友人から1通のLINEがありました。

 

文章の画像が・・・ ( procreateで作成 )

 

そこには「 幸福になる四つの因子 」について書かれた文章の画像が貼り付けてありました。

 

読んでいると「 因子分析 」との言葉がありました。私は「 分析 」との言葉や行為に少し懐疑的なところがあるので、難しそうだと感じ一瞬たじろいだのですが・・・。

 

読み進めていくうちに、すぐにとても素敵な内容であると気づきました。

 

この文章は、前野隆司さん(慶応義塾大学大学院教授)がある本に寄稿されているもので、指導学生と共に幸せに関する過去の研究やアンケート結果をコンピュータにかけ、専用ソフトで計算された結果だということです。

 

「 四つの因子 」とは、以下のことらしいです。

 

① 「 やってみよう!」因子(自己実現と成長の因子)

② 「 ありがとう! 」因子(繋がりと感謝の因子)

③ 「 何とかなる! 」因子(前向きと楽観の因子)

④ 「 ありのままに! 」因子(独立と自分らしさの因子)

(出典:「 1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書 」藤尾秀昭 監修)

 

皆さん、この要因を満たせば誰もが幸せになれるらしいですよ。

 

■ そりゃ幸福でありたい

それにしても、とても分かりやすい因子ですよね。

 

トランプマークの意味をなぞる( procreateで作成 )

 

『 自分の人生の夢や目標に向かって学習し成長しようとし、人や出来事に感謝して誰かのために何かをして喜ばせたい、そのために楽観的かつ前向きに前進していく。でも、あくまでも自分らしく生きる。』

 

こんな感じでしょうか。

 

この文章を読んだ時に、私は直感的に『 自分は「 ありのままに!」因子 が不足しているのでは? 』というふうに感じました。

 

優しい友人は「 あなたは全部満たしていると思うけど・・・」と言及してくれましたが・・・。(友人よ、いや~、ほんと、あなたにはいつも勇気づけられるわ~)

 

・・・いかん、話を戻します。

 

私は、そりゃ、やっぱり幸福になりたいです。(皆さんもそうですよね)

 

ただ、何となく私が自覚しているのは、何か物を手に入れた時の幸福感が全てではないだろうということです。

 

確かに、人間には物欲がありますから、欲しいものを苦労して手に入れた時の感動は、それはもう何とも言えない喜びです。

 

でも、それは、どうも刹那的であるようにも感じてしまうのです。

 

どちらかというと、物欲なども包含して、手に入れたものをいかに活用し、何を行い、何を感じるかというような、その「 状態 」に目を向けるのが良いように思います。

 

自分を取り巻く環境というか状況には、自分の意思や力の及ばないところがあるけれど、そのような中で自分が「 どうあるか 」については、ある程度自分の意思で選択できるように感じます。

 

幸福を「 状態 」として捉えるのなら、「 幸福になりたい 」と未来願望するだけでなく、もう少し現在に目線を向けて「 幸福でありたい 」と望むのもありなんじゃないでしょうか。

 

私が私であるために

僕が僕であるためにー♪ 」「 君が君であるためにー♪ 」

 

かつて歌手の尾崎豊さんは、そのためには「 勝ち続けなきゃならない 」と唄いました。

 

ファンの皆様、ごめんなさい( procreateで作成 )

 

当時の彼もある意味、彼なりの「 幸福 」を求めていたのだろうと感じます。時代背景もありますが、共感できるところがあります。

 

ところで、現在の私は、先の文章を読んだ影響もありますが、「 ありのままに ! 」因子 をもう少し満たす方向で日々生活したいなと思っています。

 

「 人間 」との漢字の通り「 人は人との間 」で生きており、相互に影響しあっているので、そうは簡単に「 ありのままに !」いることはむずかしい部分も多々あると思います。

 

でも、他の三つの因子と合わせて満たすことを心がけ、できるだけ周りの目を過剰に気にせず、自分らしく生きたいと思うのです。

 

そう、「 私が私であるためにー 」。

 

・・・。

 

私にとって今回のテーマは、何だかとっても奥深いものがあると感じます。なので、「 ありのままに!」因子については、今後もこのブログを通じて深掘りしていきたいと思います。

 

もちろん、人と仲良くしますし、でも、同時に自分らしさも大切にね!

 

・・・あの~、話があちこちに飛んで申し訳ないのですが、今回の投稿は、既出の以下投稿も合わせて読んでいただくとわかりやすいかもしれません。よろしければ、どうぞ。

 

素敵なキャリアデザイン論(8月7日投稿)

・Wの時代(8月17日投稿)

・重心をどこに置くか(8月26日投稿)

 

 

・・・ハーイ、そろそろ潮時ですよね。

 

ということで、今回はこの辺で、終わりにしたいと思います。

 

今回の話題については、大切な友人からのメッセージがきっかけで書かせていただきました、私なりには、それなりに影響力のある気づきで感謝です。(これぞ「 ありがとう因子!」? )

 

また機会があれば、この話題を掘り下げたり、広げたりしながら、書かせていただきたいと思います。

 

これからも、あまり気負わずに、ボチボチと投稿を続けていきたいと思います。

 

次回のテーマは未定です

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

それでは、また。

ごきげんさんで。