わ便り

60歳からの愉快なキャリアチェンジを目指すおやじのリアルな日常を発信

「自由」を満喫できるだろうか ⁉︎

 

定年退職後の日々は、望み通り「自由」であふれています。

 

現役の頃とは打って変わって、毎日余白の時間がたっぷりとあります。日々それなりにやることはありますが、切迫感の度合いが全然違います。そのため、いかにその時間を過ごすかが課題となりました。

 

趣味に没頭する、セカンドキャリアを充実させる、学び直しをする、あちこち出かける、断捨離する・・・、当初、様々な野望(妄想)を描いていました。

 

 

あれもこれもやってみたいと夢は膨らむが…。(※procreateで作成)

 

さて、その後の3ヶ月間をどんなふうに過ごしたのでしょうか? 自身の振り返りも兼ねて思いつくまま書いてみますね。

 

■ 自由だー! そして怠惰に・・・

待ちに待った自由の獲得に私は歓喜していました。まあ、とにかく自由です。自由、自由、自由! 開放感(解放感)に浸っていました。

 

・・・それにしても自由すぎます。

 

外圧的な縛りがないので早速の夜更かし朝寝坊、ありがちなパターン、人間の性か私の悪い癖です。心の奥底に疼く恐怖心や切迫感に気づいてはいるものの、あえて楽観的であろうと装ってもいました。

 

幸か不幸か、私には「やりたい(want)」ことと「やるべき(must)」ことがありました。まずはアート、そしてハローワークへの失業給付金の申請や就職活動です。

 

これとてボチボチと着手していくような感じで、まさしく牛歩状態でした。テレビやYouTubeの動画を漫然と見続けたり、どうしても安楽な方向に流されていました。

 

「これではいかん、私には夢と野望があるのだ!」と自分を奮い立たせて重い腰をあげてみるものの、すぐに「急がば回れ」をあえて誤用して腰を落ち着けたりもしてました。

 

なかなか自分なりのセカンドライフのリズムを掴みきれずにいて、自由な時間を手に入れても何だかしっくりこない感じの日々を過ごしていました。

 

■ 「やりたい」と「やるべき」の板挟み

自由に憧れて、自由を得て喜んで、自由を満喫しようと意気込んではいたものの、現実は様々な思いと想いが交錯していました。

 

私の心中はまるでスクランブル状態の中で、微妙な喜怒哀楽のバイオリズムを刻んでいるかのようでした。(ウザい表現)

 

これまでの日々はこんな感じです。ダイジェスト的に記述してみますね。

 

4月

まず着手したのはアートでした。私は8年ほど前から月に3回(土曜日)のペースで二つの水彩画教室に通っていて、そのうちの一つの教室の推奨公募展に毎年応募しています。

 

応募作品 : 香港の老舗カフェにて(F10号/455×530mm)

 

今回もゴールデンウィークの開催に合わせて、4月中には出展作品を完成させなくてはなりません。何とか搬入期限に間に合ったものの、残念ながら入賞は果たせませんでした。

 

入賞できなかったのは感性と技量の不足によるものですが、原因はそれだけではないと思っています。私の心の中に少なからず「やらされ感」がありました。

 

「やりたい(want)」を忘れて、自分が「やるべき(must)」だと思うことと、他者から「やるべき(have to)」だと言われることの間で勝手に翻弄されていたようです。

 

■ 「やりたい」気持ちが芽吹いてきた?

他の誰かが企画して開催してくださるイベントに乗っかったような感じで、アクティブモードになれました。

 

5月

高槻市大阪府)で開催のJAZZイベントに在職時の同期の友人と二人で足を運び、一日中野外でステキな音楽に耳を傾けながら美味しいお酒を愉しみました。今年で第24回になりますが、コロナ禍の影響で2年ぶりの開催ということもあり会場は大いに盛り上がっていました。私たちは幸運にも隣に座った男女お二人と意気投合し、共にお酒を酌み交わし、その後も四人で交流させていただけるようになりました。

 

6月

ハローワークで失業給付金を受領するための資料作成などを始めました。離職票の入手が諸事情により遅れたこともあり、ハローワークに初めて訪問したのは6月中旬でした。その後、初回の失業認定が受理されたのは6月下旬でした。(詳細は8月2日の投稿「ハローワークに通っています」に記述しています)

 

中旬頃はアートのためにはインプットも大切と意気込んで、3日間で7つの美術展を観賞しました。とても疲れましたが、どの展示も目の保養と感性の涵養に役立ちました。その影響もあり、下旬からは絵を描きまくっていました。

 

なぜか沖縄の歌を聴きながら、ノリノリで描きまくりです。

 

■ 何故か突然に、再び「やるべき」モードに

 

暑い夏がやってきました。私の日常も熱く燃え上がるでしょうか〜⁈

 

・・・記述を続けます。

 

7月

どういう訳か断捨離の神が降臨し、家族を巻き込んで大掃除大会を開催してしまいました。快適な住まいに向けてまだまだ先は見えませんが、大量のゴミとともに段ボール14箱分の蔵書を処分できたのは大収穫でした。

 

8月

少し断捨離に着手できてスッキリしたのか、アウトプット欲求が出てきました。在職中にメインの人事・教育・採用の仕事以外に広報・広告業務に約10年従事していた影響もあり、何かを発信したいとの思いを持っていました。すでに2020年からインスタグラム ( kazuxy330 ) に絵画作品を投稿していましたが、いよいよブログもやってみようと思い立ちました。

 

 

私の定年退職後の日々は、だいたいこんな感じです。

 

改めて振り返ってみると、まだまだ新たな生活に慣れていなくて、何となくしっくりとこない日々を過ごしているように感じます。

 

一方で、自分の「できること(can) 」を増やして、「やりたい(want)」を「やる(will)」に変換させようとの意欲や行動が見られるようになってきていると感じています。

 

まだまだ、すったもんだの毎日ですが、できるだけ愉しく日々の諸事に取り組んでいきたいと想います・・・。

 

新たな出来事があったら、またここで書かせていただきますね。

 

それでは、また。

ごきげんさんで。