わ便り

60歳からの愉快なキャリアチェンジを目指すおやじのリアルな日常を発信

Wの時代

 

前回(8月14日)の投稿では、『 描くということ 』とのテーマで、自分なりの思いや考え方で、「 直感(直観)」を信じて、「 描く(えがく)」ように「無=0」から「有=1」を創造していきましょうとのお話を書かせていただきました。

 

「 仕事も遊びも趣味も、まず、アート思考や感覚を仕舞い込まずに、自分らしさを大切にして何かを描き始めてほしいと、強く思うのです。」

 

・・・こんなことを感じていたという話でしたね。

 

今回は、前回と似ているけれど別ジャンルの話題も提案的に編み込んで書いてみます。

 

厚切りジェイソンを見習おう

社会人(学生)の皆さん、5W1Hを知ってますかー?!

 

いや、だから、何なん、いきなり・・・、知ってるけど。

 

そら、そうやろね。

 

その何(WHAT)についてなのですが、多くの社会人は、新入社員の頃にこの5つの英単語の頭文字に出会い、実際に業務遂行やコミュニケーションの現場で活用されていると思います。

 

あえて記述するまでもないとは思いますが、5W1Hとは、「WHEN:いつ」「WHERE:どこで」「WHO:誰が」「WHAT:何を」「WHY:なぜ」「HOW:どのように」からなります。

 

これって、すごく便利で、案内文書や報告書、その他の情報伝達の場面でしっかり使うと、それはもう「意思」の疎通もばっちりですね。上手く活用すれば物事がスムーズに進み、イライラ虫とも距離を置くことができます。

 

ただし、前回(8月14日)のテーマで記述したように、何かを主体的かつ能動的に「描こう」という時には、ちょっと物足りないような気がします。

 

アーティスト(絵を描く人)の端くれの私としては、ここで、ぜひとも厚切りジェイソンさんに登場してもらいたいのです。

 

ジェイソ〜ン 、素敵!( procreateで作成 )

 

「 Why Japanese people!?( なぜなんだ日本人!? )」

 

「 ミスター  ジェイソン、ブラボー!」( ちなみに対象が女性の場合は「 ブラバー!」、でも、ここでは重要ではないか・・・)

 

そう、そうなんですよ、ジェイソンさん。現代を生きる私たちには、もっともっと「 WHY?」が必要なのですよね~。

 

■ WHYから始めよう

仕事でも、趣味でも、遊びでも、多くのことがそうだと思いますが、ひたすら受動的に関与しているのは何だかつまらないですよね。

 

自分が思い描く理想に向かって物事を運ぼうとして、周りの仲間たちと共に能動的に取り組んでいるときの方が愉快だろうと思います。

 

そのためには、もっと私たちは「WHY:なぜ」に注目し、光を当ててあげてほしいのです。そう、「 WHYは5Wの中で一番じゃなきゃダメなんです!(五番目だなんて・・・泣)」。

 

いやいや、もちろん、冷静さが必要な場合は別です。その時は、「WHEN:いつ」から始めるのが良いと思います。

 

私たちは日々「 冷静と情熱の間 」を行き来しながら生きていますが、情熱モードが必要な時には、やはり「 WHYから始めよ!」と声高に言いたいのです。

 

私は、広報・広告や人事・研修などの仕事に従事していたせいか、いささか妄想が先行するところがあります。もちろん、仕事ですから、ただの「 妄想族 」でいきがっているわけにもいかず、「妄想」を「構想」に転換していく必要がありますが。

 

このような仕事を「企画」というのでしょうが、その段階では、自分の中に強烈な「WHY」の存在が必要で、それを探し求めて煩悶することもしばしばでした。

 

ましてや、それを他者に共感してもらい、協働化しようとすると、それを明確に伝える必要が出てきます。

 

ところで、話は少し横道にそれますが、そのような時に、「 WHYから始めよ!」とのプレゼンに出会った時はとても興奮しました。(参考:『 優れたリーダーはどうやって行動を促すか 』サイモン・シネックのTED動画)

 

「 ミスター サイモン、ブラボー! 」

やっぱり WHY !? ( procreateで作成 )

 

話を元に戻します。

 

『 人は誰でも「WHY」を持っています。それは情熱や、インスピレーションの源となる奥深くに眠っている存在意義ともいえます。自分の「WHY」を見つければ、誰もがやる気いっぱいの気持ちで朝目覚め、1日の終わりに仕事の充実感で眠りにつく、そんな人生を送ることができるでしょう。(サイモン・シネック)

 

そう、そうなんだ、いますぐ、WHYから始めよう!

 

・・・。

 

■ ダブル W も仲間に入れて

冒頭で記述した5W1Hについて、こうして「WHY」に注目しだすと、どうしても、そのWHYをもっと丁寧に扱ってほしいとの思いが募ります。

 

あくまでも私見ですが、例のダブル Wも仲間に入れてあげて欲しいのです。もちろん、まずは「WHY」の傘下でも構いません。

新Wの時代の到来か? ( procreateで作成 )

 

で、そのダブル Wとは、例の(何の?)「WANT:したい」と「WILL:する」です。「 私は・・・したい 」、だから「 私は・・・する 」、それが「 私のWHYです 」。

 

やはり、これを伝えたいですし、聞いてほしいものです。

 

少々乱暴かもしれませんが、こんな感じでしょうか。

 

「 WHY = WANT + WILL 」・・・!?。

 

そこから、共感と協働の物語が始まるのだと思います。私たちは、そんな物語を想像したり、物語の創造に参加できた時に、なんとも言えない幸せを感じるのだろうと思います。

いよいよ、新Wの時代の到来だ!・・・。

 

 

あー、またまた、話が長くなりそうですね。これについては、8月10日投稿の『「間」にあるものの価値』も併せてお読みくださいませ。

 

 

ということで、今回はこの辺で、終わりにしたいと思います。

 

今回の話題については、またいつか、掘り下げたり、他の話題と連動しながら、書かせていただきたいと思います。

 

これからも、あまり気負わずに、ボチボチと投稿を続けていきたいと思います。

 

次回のテーマは未定です。